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安保法制反対運動

弁護士コラム

 カープは調子がいいですね。何が良いって、先発投手陣に加えて打者の調子が上がってきました!このままの調子でどんどん価値を積み重ねていってもらいたいですね。
現在、このプロ野球以上に注目され、盛り上がっていることがあります。
今国会の議論の中心となっている安保法制に反対する運動です。全国各地で、様々な団体が安保法制反対の運動を繰り広げています。
この問題は、戦後70年間日本が歩んできた方向性を大きく変えるのかどうか、という非常に重大な問題であります。
しかし、日本政府は十分な議論をすることなく、数の力による強行採決を狙っています。
今、安保法制の問題について一人でも多くの方に注目して欲しい、知って欲しい、自分の考えを持って欲しい、 そしてそれぞれの方ができる範囲でどんな小さなことでもいいから行動して欲しいという想いから、今回のコラムは安保法制の反対運動について書きます。
前回の続きは、次回以降のコラムで書きます。

 私は、広島弁護士会の平和憲法問題対策委員会や明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)に所属し、平和憲法問題に取り組んでいます。 広島弁護士会は特に昨年から、特定秘密保護法案、集団的自衛権行使容認や安保法制の反対集会、反対デモを多数企画し、開催してきました。私はこのようなイベントに 参加してみて、参加メンバーのほとんどが、日ごろからこれらの問題に興味を持ち、政府の現在の動きに反対の意見をすでに持っているという印象を感じていました。
 しかし、最近全国各地で行われている集会やデモを見ていると、これまでとは様子が全く違うな、という感じを受けます。
これまで平和憲法問題にあまり関わったことがないような多くの方々が運動に参加されているのです。大学生、20代前半の方が主催され、多くの若い方々が参加しているセンスの良いイベントも多数開催されています。 このような若い方の運動には多くの方が勇気づけられているのではないでしょうか?私もそのうちの一人です。

 日本国憲法第12条には、次の文言があります。『この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない』
今、憲法の中心的価値である『恒久平和主義』、『立憲主義』、『国民主権』が危機を迎えています。 安保法制は、一部の人ではなく、全ての国民一人ひとり、これから生まれてくる子供たちに関わることです。今こそみなさま、一歩を踏み出し、自分のいる立場から自分のできることを一緒にしていきましょう。

もし、何をしたら良いかわからないという方は、今週の日曜日(7月12日 午後1時50分開始)に広島でイベント(ちらし)が開催されますので、参加されてみてはいかがでしょうか?必ず何か感じるものがあるはずですよ。

弁護士 渡 邉 一 生

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